ミニバンとは?
ミニバンとは、1.5BOXや2BOXで広い室内空間が特徴の車種タイプです。「ミニ」と名前が付いていますが、アメリカ規格のフルサイズバンに対しての名称であって、アルファードやエルグランドのようにかなり大きな車体を持つ車種もあります。
ステーションワゴンと似た特徴がありますが、3列シートで6人乗り以上の定員数を持ち、全高も高めに設定されているものがミニバンに分類されます。しかし、明確な定義はなく、フリード+のような5人乗りのミニバンもあり、外車などでもこの定義に合わない車種もあります。
ミニバンのメリットとデメリット
ミニバンの3つのメリット
広い室内空間
ミニバンの最大のメリットとは、広い室内空間と収容力です。7名前後の大人数を収容することができ、3列シートを倒せば広いラゲージスペースを確保することもできるため、さまざまなシーンで活躍します。
荷物を積みやすい
多くのミニバンではスライドドアが採用されており、荷物の積み下ろしや人の乗り降りがしやすくなっています。また、ステップワゴンの「わくわくゲート」のような利便性の高いリアゲートを採用している車種もあり、利便性の高さも魅力的です。
居住空間が快適
広い室内を持つ車種の特性上、ファミリーカーとして使われる事が多く、大人数が乗っても快適に過ごせるよう、内装や装備など居住空間が快適に作られています。
ミニバンの3つのデメリット
燃費が悪い
ミニバンは車体が大きく重さもあるので、燃費性能は悪くなりがちです。ハイブリッドエンジンを採用し燃費性能も優れるモデルもありますが、他の車種タイプと比較すると燃費の良さではどうしても劣るでしょう。
走行の安定感が良くない
全高が高いミニバンは、セダンなどの重心の低い車種に比べると走行に安定感が良くありません。高速走行時やカーブなどで感じやすく、運転の気持ち良さという点ではあまり優れているとは言えないでしょう。
狭い道や駐車場などに不安
大きな車体を持つ車種は小回りが利きづらく、狭い道などの運転が大変になります。また、立体駐車場などで車体の大きさがオーバーして停められない場合もあるので注意しましょう。